やっぱり魅力的!鬼滅の刃
こんにちは、ろんです。
早速ですが好きな本について語りたいなと!
記念すべき1冊目は「鬼滅の刃」。
いきなり漫画かよ!って感じですみません(笑)
今日からちょうど無限列車編のアニメも始まるとのことだったので ちょうどよいかな、と。
鬼滅の刃 コミックス
鬼滅の魅力は何といっても、主人公炭治郎の「慈愛」だと思います。
両親、家族、師、果ては知らない人にまで、炭治郎の「ほわほわ」は沢山の人を包みます。
そして、家族の命を奪い、仲間の命を奪った鬼を最後には「赦す」という演出。
鬼も初めから鬼だったわけではなく、無惨様の手を取りたくなるほど悲しい過去があった事を、その鬼が消える時に分かるというのは心揺さぶる演出だな、と思いました。
そして、この「赦し」を見たときに思い出すのは、新約聖書 使徒の働きに登場するステパノ。
彼は、イエス・キリストの復活を信じないユダヤ人達に「イエスこそ神の子である」と話したが故に、石を投げられて殉教した方でした。
※当時のユダヤ教では石打ちという罪人を身動きの取れない罪人に対して、大勢で石を投げるという処刑法がありました。
自分を殺そうとする者たちに対して、ステパノは次のように述べます。
使徒の働き6:60
そして、ひざまずいて、大声でこう叫んだ。「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って、眠りについた。
果たして自分が同じ立場なら、自らを殺そうとする者を赦せるでしょうか?
「赦す」という行為は、立場が上の者がするものだと何かの本で読みました。
身分や権威が上なのではなく、精神的にその人より勝っている者だけが「赦す」ことができるのだと。
炭治郎のどこまでも澄みきった優しさは、「赦す」事ができる精神の強さが根幹にあるがゆえだろうなぁ、と思ったのでした。
また、鬼滅に限らず「12」という数字も聖書に深く関係あるのですが、それはまた別の機会に😊
読んで下さってありがとうございます♫
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