Colorful - 『カラフル』森絵都

「おめでとうございます、抽選に当たりました!」

死後、突然天使が現れてこう言われたら、あなたはどう思うだろうか。


こんにちは。冬眠する雪だるまです𓈒𓐍

森絵都さんの小説『カラフル』
最初に読んだのは、たしか高校生のときで、主人公の真(マコト)よりも、少しだけ年上の同世代でした。
冒頭から本当にしっちゃかめっちゃかで、一度文庫を閉じて、裏表紙のあらすじを読みにいったことまで覚えています(笑)

カラフルには、高校生だったわたしも、大学生だったわたしも、社会人になったわたしも、転職したあとのわたしも、
それぞれに共感するポイントがありました。
くすっと笑えたり、泣きたくなったり、 感情を揺さぶられながら、やわらかく、時に感情剥き出しのことばで進行していく一冊です。

死にたいと思ったことがある。
生きることが苦しいと、しんどいと、面倒くさいと思ったことがある。
そういう真のような人たちは、案外少なくないんじゃないのかなぁと、わたしはずっと思っています。こと日本においては特に。

わたしたちのいう協調性は、協調というより同調に近いと感じることが多々あります。
同調を求めるのではなくて、それぞれのカラフルさを認めて、協調できる世の中にならば、
死にたがり現代人はもう少し減るのでは…
というのが、死にたがりに"元"の冠を乗せられるようになった わたしの所感です。


思ってたより長くなっちゃったな。
元死にたがりなわたしの話はまた別の機会にして、今日はこの辺りで終わりにしましょう。

それではまた( ¨̮ )

ローマ人への手紙 12:4-6
一つのからだには多くの器官があって、すべての器官が同じ働きはしないのと同じように、
大ぜいいる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、ひとりひとり互いに器官なのです。
私たちは、与えられた恵みに従って、異なった賜物を持っているので、もしそれが預言であれば、その信仰に応じて預言しなさい。

と或るクリスチャンのビブリオ

ろんと申します。クリスチャン目線で、読んだ本や漫画、映画の解説・感想、日常の事を書いております。

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